劇団スタジオライフ(中野区松が丘1、TEL 03-5942-5067)は7月15日から、同劇団の脚本・演出家である倉田淳さん初期のショートストーリーを集めた「Suka-suka aja de!(スカスカアジャデ!)」公演を「ウエストエンドスタジオ」(新井5)で行う。
新進芸術家等が基礎や技術を磨くために必要な公演や展覧会などの実践的な研修機会を提供するとともに、創造・創作の源泉となる視野、見聞を広め、幅広い知識を得るためのワークショップ、セミナーの実施を通して、次代を担い、世界に通用する創造性豊かな芸術家等の育成を目的とする文化庁の「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 日本の演劇人を育てるプロジェクト」(平成28年度)の一環。
内容は、日本人旅行客たちがアジアを舞台に巻き起こすエピソードを集めたオムニバスストーリー。同劇団から、ミセス・ロゼ役に関戸博一さん、バックパックの男役に堀川剛史さん、劇場係役に同劇団代表の藤原啓児さん、若手俳優陣、育成対象者の田中俊裕さん、若林健吾さん、千葉健玖さん、江口翔平さんも出演。甲津拓平さん(流山児★事務所)、大塚庸介さん(イッツフォーリーズ)、中野亮輔さん(青年座)も参加する。
公演時間やキャストは日によって異なる。チケットは全席自由で、一般=4,000円、学生=2,500円。チケットの申し込みや「クラブライフ会員割引チケット」などはスタジオライフのホームページで確認できる。7月25日まで。
同劇団は1985(昭和60)年に結成し、1987(昭和62)年から男優が女性役も演じる手法を取り、現在は男優約40人が在籍する同劇団。男優のみで構成されていることや、劇団唯一の女性で脚本・演出家の倉田さんの舞台演出で、幅広い年齢層の女性に人気を集める。