中野サンプラザ(中野区中野4)14階クレセントで1月6日、ボクシングWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介選手の第2回防衛成功を祝う祝勝会が開催された。
山中選手は中野区在住で、すでに世界チャンピオンになった功績をたたえて中野区から表彰を受けているが、同イベントは、2度の防衛をぜひ祝いたいと地元滋賀県の後援会、東京後援会らが企画。田中大輔中野区長をはじめ、議員や関係者、ファンなど合わせて約100人が駆け付けた。
祝賀会では復興支援も兼ねていた東北(仙台)での試合について聞かれ、山中選手は「つらい目に遭っている人たちに勇気を与えたいという思いだった。KOで勝て、期待に応えることができたと思っている」と話した。会場では震災復興支援の一環として山中さんの名前が入った「タオル」「ダブルメガホン」も販売された。
次回の防衛線は3月か4月を予定。「ただ防衛戦を重ねるのではなく、統一戦など強い相手と戦っていきたい」と思いを語った。インタビューの最後には「中野は人が温かくて住みやすい街」と付け加えた。