中野の街を「食べ歩く」通年イベントとして「美味(うま)いっぴん倶楽部」が発足し、7月20日から第1弾の食べ歩きラリーが行われる。主催は区内フリーペーパー「おこのみっくすマガジン」を発行するエフ・スタッフルーム(中野区弥生町4、TEL 03-5340-3968)。
ラリーイメージ(中野の逸品グランプリのラリーチャンプ2013さん)
同社は2011年から「中野の逸品グランプリ」を企画・運営プロデュース。消費者がエントリー店に足を運んで出品メニューを食べる「実食ラリー」を展開した経験を踏まえ、「逸品グランプリを100倍楽しむ」を合言葉に「美味いっぴん倶楽部」を発足した。
同イベントは、年間を通して各テーマに沿ったさまざまな食べ歩きラリーを、消費者やお店が自由に発案、数日間限定から数カ月に及ぶものまで、さまざまな切り口、さまざまな場所で「ラリー」を企画し、消費者にもお店にも適した実食機会を創出、同区内の「食のにぎわい」を生み出すことを目的としている。
第1弾は「カレー味のもの大集合ラリー」「冷やっこ~い食べ物ラリー」の2テーマ。スマートフォンを使って、美味いっぴんキャラクター「うまにゃー」を、エントリーメニューを食べながら「食の達人」に成長させるサービスも提供。そのほか同社発行の「おこのみっくすマガジン」に付いているラリーの台紙でも楽しむことができる。
すでに加盟店は70店舗以上で、同誌編集長の藤原秋一さんは「9月までに加盟店を200店、ラリー回数も最低年間4~6回は実施したい。10月から開催予定の『中野の逸品グランプリ』にシンクロし、相乗効果を生むようなイベントにしたい」と意気込みを話す。
「美味いっぴんラリー」ガイドブックは、JR中野駅をはじめ、中野区内550カ所に設置した「おこのみっくすマガジン臨時増刊号vol.28 東中野のミカタ」に差し込んであるほか、同社ホームページやフェイスブックで確認できる。第1弾は9月19 日まで。