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中野最大の祭礼「中野氷川神社例大祭」-みこしで街中埋め尽くす2日間

山手通りなどの大通りでは何基もの「みこし」が集結

山手通りなどの大通りでは何基もの「みこし」が集結

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 旧中野村の総鎮守社である中野氷川神社(中野区東中野1)の例大祭が9月14日・15日、開催される。

中野氷川神社境内から出発した「みこし」

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 中野氷川神社例大祭は、各町会からみこしや山車が出て街を練り歩く、中野で最も大きな祭礼。東一、小瀧、睦会、小住、鍋横、本三宮前、本町二、朝日ヶ丘、打越、昭三、昭二、文園、天神、南口など合わせて20基近くのみこしと山車が中野の街中を練り歩く。青梅街道や早稲田通り、山手通りや中野通りなどの大通りを通行止めにして連合みこしなども行われるほか、女みこしも毎年登場する。

 みこし担ぎへの参加資格はさまざまだが、町会の半纏(はんてん)を着用することで参加できるところが多く、町会によっては貸し出しも行っているため、年々区外や外国人観光客の参加者が増えているという。

 神社境内にある神楽殿では狂言や歌謡大会などが行われるほか、近隣の小学校や公園、中野区に数多く存在する氷川神社などでも祭りやイベントが行われる。

 中野氷川神社の祭神は素佐之男命(すさのうのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめ)・大己貴命(おおくにぬし)。創建は1030年といわれており、後一条天皇の御宇、源頼信が平忠常征討の際、武蔵国一宮大宮氷川神社より勧請(かんじょう)したもの。また1477年には、太田道灌が豊島泰経・泰明兄弟討伐の際に戦勝祈願し、凱旋(がいせん)後社殿を造営した。

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