中野区在住の2024年度で20歳となる人を対象とした「中野区二十歳のつどい」が1月13日、なかのZERO(中野区中野2)大ホールで開催された。
(関連フォト)実行委員会の7人(左から、荒井柊翔さん、黒須憂希也さん、三浦陽向さん、石橋実来さん、鈴木伸明さん、土岐秋太さん、山本大武さん)
2024年度で20歳を迎えたのは3185人。2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に変わった関係で、式典の名称も「成人のつどい」から変更となり、中野サンプラザが一昨年7月に閉館となった関係で、会場は昨年から同施設で開催している。
イベントは昨年同様、郵便番号164(町名=南台、弥生町、本町、中央、東中野、中野、上高田)で始まる対象者が参加する12時30分~と、郵便番号165(町名=新井、沼袋、松が丘、江原町、江古田、丸山、野方、大和町、若宮、白鷺、鷺宮、上鷺宮)で始まる対象者が参加する15時30分~の2部制で開催。
実行委員会は委員長の荒井柊翔さんをはじめ、黒須憂希也さん、三浦陽向さん、石橋実来さん、鈴木伸明さん、土岐秋太さん、山本大武さんの7人。冒頭のあいさつで新井さんは「本日20歳という人生の華やかな節目、そして大人としての門出を迎えることができた。これまで温かく支えてくれた家族をはじめ、友人、恩師や地域の方々、20年間のうちで関わってくださったすべての方々に心より感謝する。これからは成人としての自覚を常に忘れず、責任ある行動と人を思いやる優しい心を持って社会に貢献していきたい」と話した。
2部とも国歌斉唱・区歌斉唱を行い、酒井直人中野区長、酒井たくや中野区議会議長らが登壇し、祝辞を述べた。酒井直人区長は「20歳を迎えられたみなさんにも、『つながる・はじまる・なかの』に込められた理念を大切に、これからも人生を歩んでいっていただきたいと思う。実行委員として立候補してくださった7人がつながって、そして20歳を迎えたみなさんがつながり、本日20歳の集いを行うことができた。今後もつながった仲間とともに支え合いながら、未来を皆さんの手で切り開いていってほしいと願う」話した。酒井たくや議長は「夢はお持ちでしょうか。夢をぐっと近づける4つの大切なことは信念と勇気と知恵と感謝。夢が無い方は目的や目標を持ってください。目的や目標があれば努力することができる。みなさんの持っている若さというものは最大の強みであり、何事にも代えがたい財産。ぜひ今しかできないことを積極果敢にチャレンジしていただきたい」と話した。
式典後には、実行委員制作によるアトラクションの時間を設けた。実行委員会メンバーで考えた「懐メロイントロクイズ」や、お笑い芸人・なかやまきんに君がビデオに登場し、「私のギャグ『パワー』は二十歳で生まれ、今までやり続けている。確実に夢を実現する一番の近道は『日々の積み重ね』、筋トレも同じ。あわてずに無理をせずに日々積み重ねが大事」と話し、エールを送った。
結びに実行委員会からの終演のあいさつがあり、2部とも、式典は滞りなく行われた。