明治大学中野キャンパス(中野区中野4)で12月14日、ITと人材育成をテーマとしたシンポジウム「スタンフォード流ベンチャー起業法@中野NAKANO」が開催される。
同講座は同大中野キャンパス開校記念の第1回シンポジウムとして開催。ヤフーやグーグルの創業者など多くのIT企業の経営者を輩出している米スタンフォード大学が、ベンチャー企業や世界のトップ企業の経営者を生み出す秘密についての講演を予定し、2部構成となっている。
1部ではスタンフォード大学出身の女性起業家でネットイヤーグループ社長石黒不二代さん、海外経験豊富なIT分野の第一級ジャーナリストである日本経済新聞社編集委員関口和一さん、明治大学経営学部教授で中堅・中小企業論やIT分野に精通する岡田浩一教授がそれぞれのテーマで講演する。
2部では同大副学長の藤江昌嗣さんをコーディネーターとして、1部で講演を行った石黒さん、関口さん、岡田さんに、同区内のIT活用実践家を加え、中野区のICT産業とシリコンバレーとの比較やグローバル化、今年11月に中野セントラルパークにオープンした中野区産業振興拠点「ICTCO(イクトコ)」の目的や活用などについてのパネルディスカッションを予定している。
コーディネーターを務める同大学藤江副学長は「これだけのメンバーが登壇することは珍しい。起業や企業ビジョン、これからの中野のグローバル化なども含めて、ぜひ会場に足を運んで欲しい」と参加を呼び掛けている。
シンポジウムの開催は13時30分~16時(予定)。受講料は1,000円(同大学生、同大リバティアカデミー会員は無料)で、当日会場受付で支払いも可能。定員は400人、専用のウェブページで申し込む。