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明治大学中野で「ヒューマンライブラリー」開催へ-多様な人たち「生きた本」に

ゴシックロリータ業界からは「愛さん」という「本」

ゴシックロリータ業界からは「愛さん」という「本」

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 明治大学中野キャンパス(中野区中野4)で12月1日、「ヒューマンライブラリー」が開催される。主催は同大国際日本学部横田ゼミ。

「全盲」明治大学堀越喜晴教授という「本」はこちら。

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 「ヒューマンライブラリー」とは「人の図書館」。生まれつき障がいを抱えていたり、マイノリティーな生き方をしていることで「偏った見方」をされてしまうことの多い人たちをそれぞれ1冊の「本」として捉え、多様な生き方を学んだり理解し合えたりできるというもので、デンマークで始まり、ノルウェーやオーストラリアなど、多くの国で開催されている。同ゼミでは4年前から実施し、今回が5回目、中野キャンパスでの開催は初となる。

 イベントでは、生きた「本」として約30人の語り手が参加。「全盲」の同大学堀越喜晴教授をはじめ、ロンドンパラリンピック競泳金メダリスト、専業主夫、ゴシック&ロリータ、ホームレスなどが「本」として、30分間「読者」と1対1、もしくは1対数人で対話するほか、義足体験や「本」の人による講演会も実施予定。

 主催の中心スタッフで同大学3年の太田純子さんは「一人でも多くの人に多様な価値観に触れていただき、マイノリティーとされる人たちに対する理解を深めるきっかけになれば」と話す。

 開催場所は同大学中野キャンパス3~6階。開催時間は11時~17時。入退室自由、参加無料。詳細は同大学ホームページで確認できる。

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