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中野で「DAYS JAPAN」10周年イベント-国際フォトジャーナリズム大賞発表も

第9回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位、ティム・ディルヴェンさん(Panos Pictures)の作品「紛争と干ばつ 飢えるニジェール」

第9回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位、ティム・ディルヴェンさん(Panos Pictures)の作品「紛争と干ばつ 飢えるニジェール」

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 なかのZERO(中野区中野2)小ホールで3月9日、フォトジャーナリズム誌「DAYS JAPAN」創刊10周年記念イベントが開催される。主催はデイズジャパン(世田谷区)。

文京シビックホールで行われたイベント昨年の様子

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 同誌はアフガン戦争、イラク戦争の被害を人々に伝えるために創刊し、現在は東日本大震災支援活動なども含め、優れた写真を撮るフォトジャーナリストたちや作品を通して、日本を含めた世界の情勢を伝える月刊誌。

 イベントは2部構成。第1部では、同誌創刊10年の振り返りと、第一線で活躍するフォトジャーナリストの作品6225点の中から選ばれた「第10回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」 受賞作品の発表、パブリック・プライズ賞(読者賞)審査会が行われる。

 第2部では、「DAYS 10周年と私たちが直面する問題」と題し、NHK放送文化研究所・主任研究員の七沢潔さん、文芸評論家の斎藤美奈子さん、沖縄タイムス東京編集部長の宮城栄作さん、「いわきの初期被曝(ひばく)を追求するママの会」代表の千葉由美さんらが講演を行うほか、「3.11後のDAYS JAPAN救援活動報告」「第10回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」パブリック・プライズ結果発表なども行われる。なお、広河隆一編集長に代わって公募「次世代DAYSコンテスト」で新編集長に決まった丸井春さんが同イベントで初登場する。

 同社で企画・イベントを担当する根本美樹さんは「今年は創刊10年の節目の年であり、9月に引退をする広河編集長と、丸井次期編集長が初めて登壇する。デイズにとって大変重要なイベントであり、これまでのデイズ、これからのデイズをこのイベントを通して理解してほしい。志あるフォトジャーナリズムの必要性や、失いつつある『時代を読み取る目』の大切さをあらためて感じてもらえれば」と話す。

 開演は19時。入場料=700円(高校生以下、70歳以上無料)。定員は500人。申し込みはホームページで受け付ける。

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