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中野・野方に「自転車を愛する人」のための新築シェアハウス-SNSで愛車相談も

共用リビングには壁掛け式の駐輪システムを完備

共用リビングには壁掛け式の駐輪システムを完備

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 西武新宿線野方駅北西徒歩5分のところに3月1日、「自転車を愛する人」のための新築シェアハウス「Velo-House(ベロハウス)」(中野区野方6)が完成した。

「Velo-House(ベロハウス)」外観

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 コンセプトは「サイクリストのためのシェアハウス」。企画・設計を手掛けたのは申建築設計事務所(千代田区、TEL 03-5809-1542)の赤間太一さん。「自転車に乗ることが生活の一部」という人、「自転車をこよなく愛する」人向けに、メンテナンスや自転車動線などを意識して設計したという。

 自転車を直接乗り入れることが可能な1階の共用リビングには、自転車を置いたり、メンテナンスしたり、仲間同士でゆっくり話のできるエリアも備える。靴やヘルメットも収納でき、入居者の「宝物」である自転車にはスポットライトが当たるよう工夫しているほか、壁掛け式の駐輪システムの下地にオリジナルアートが描かれ、リビングとしての「ゆとり」を演出している。

 ルームタイプは5種類全7部屋。1階に1部屋、2階に6部屋を用意。1階は直接庭に出られるほか、2階には全室ロフトが付いている。キッチン・トイレ・シャワー・ランドリーなどは共用部分で利用できる。家賃は月額6万8,500円~7万7,000円で、そのほかインターネット使用料や光熱費などの管理費が月額1万5,000円となっている。

 「サイクリストのために」というコンセプトを象徴するサービスとして、SNSやメールなどから専門家に質問や相談などができる「コンシェルジュサービス」を用意。メンテナンスや修復の方法などの問い合わせに対し可能な限り答えるというもので、入居者であれば誰でも利用できる。

 赤間さんは「今まで決して恵まれた生活環境になかった賃貸住宅に住む都心サイクリストの生活が豊かになってもらいたいと願うのは当然だが、私たちも想像がつかないような活動の拠点になったらさらにうれしい。私たちもここに住む住人たちと一緒に大小さまざまなイベントを企画していきたい」と思いを話す。

 現在、7人限定で入居者を募集し、入居開始は3月21日を予定。ルームタイプ情報など詳しくはホームページで確認できる。

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