今年2月3日に学生向けイベントスペース提供を目的としてオープンした「ひだまりカフェ」(中野区中野5)が11月1日から、イタリアンカフェとして開放される。
学生向けイベントスペースの提供から一般客にも開放する「ひだまりカフェ」
同カフェは、室内装飾・家具・壁面のレンガ施工に至るまで全て学生ボランティアによる手作り。コンセプトは「学生が生き生きでき、交錯できる場所」。オープンからこれまでに、学生たちが自ら手掛けるイベントを数多くサポート、最近では社会人イベントにも「交錯の場」の提供を始めた。
店長の萩原勇人さんは「一般のカフェにすることに抵抗はない。今までは学生が企画するイベントを中心にアドバイスしたり、インターネットを利用して同朋を呼び掛けたりして、クローズドで安心できる空間を提供してきたが、社会人の人たちと交錯することで新しい何かが生まれるのでは」と話す。「ただし、あくまでコンセプトは学生が伸び伸びキャンパスライフを満喫できる部分がベース」とも。
同カフェでは、カフェ内コルクボードに学生間のニーズを掲出する「求人募集ボード」も計画中で、「お客さまが持ち込む、どの情報誌にも掲載されていないバイトやお手伝いレベルの求人情報を掲載し、リアルな交流を図る。例えば、代返募集など」と、あくまで学生目線だ。
当日は、今まで準備していなかった看板を掲げる。自家製焼きタコライス800円、1時間飲み放題800円などを提供。11月1日17時オープン予定(終了時間は未定)。