![勝部翔太さんの袋の口などを束ねるキラキラの針金で作った高さ3センチのオブジェ](https://images.keizai.biz/nakano_keizai/headline/1424730123_photo.jpg)
JR中野駅周辺の4つのエリアで現在、「アール・ブリュット展 NAKANO~街中まるごと美術館~」が開催されている。主催は愛成会(中野区中野5、TEL 03-3387-0082)。
アール・ブリュット(Art Brut)とは「生(き)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育や文化潮流とは違い、作者独自の方法・発想で制作された芸術の総称。障がいを抱えるアーティストの芸術も含まれる。
2月28日まで中野サンモール商店街の空中ギャラリーで、3月15日まで中野ブロードウェイの階段ギャラリーで、同9日まで中野マンガ・アートコートで、同16日まで中野駅南口商店街ポスターギャラリーで作品などを展示する。2月21日には中野セントラルパーク「コングレスクエア」で「アール・ブリュットフォーラム」も開催した。
中野ブロードウェイ南入り口には、勝部翔太さんの袋の口などを束ねるキラキラの針金で作ったオブジェも展示しているほか、2階北側のカタログコーナーではアール・ブリュット関連のパンフレットの配布や映像の放映も行っている。
愛成会は、昨年11月26日には中野・野方の「WIZギャラリー」(中野区野方5)で「アール・ブリュットde街おこし展4」を実施したほか、宮間英次郎さんによる「おもしろデコレーション帽子ワークショップ」も開くなど、アール・ブリュット事業に注力している。