東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2、TEL 03-3363-7748)能舞台で8月30日、ソロギタリスト6人がそれぞれビートルズの曲を演奏するイベントが開催される。
「While Solo Guitar Beatly Weeps」CDジャケット
今年4月10日に「SOLO GUITAR RECORDS」(中野3、TEL 03-5342-3480)から発売となった国内外で活動する日本人ソロギタリスト10人によるビートルズのソロギタートリビュートアルバム「While Solo Guitar Beatly Weeps」の発売記念イベント。同アルバムは、バブルガムブラザーズの元ギタリストで、その後渡英、ロンドン地下鉄演奏許可書(バスキング)を日本人で初めて取得し、13年間、同場所でギターを演奏していた土門秀明さんの呼び掛けで実現した。
イベントは「フィンガーピッキング出音一番勝負」と題し、土門さんと、同アルバム参加のソロギタリストAKIさん、城直樹さん、浜田隆史さん、益田洋さん、南澤大介さんの計6人が参加する。土門さんは「リハーサルの時に能舞台でギターを弾いたが、ロンドンの地下鉄やライブハウスとはまた違った音になり感動した。伝統的な能舞台だが決して気負わず、自然体でできれば」と意気込みを話す。
会場を提供する梅若能楽学院会館の梅若幸子さんは「この能楽堂は伝統的な『能』を披露するだけでなく、異文化との交流にも取り組んできた。今回のコラボでは、能楽堂の約束事である『白足袋』着用での演奏は守っていただくが、能舞台がギターの音とどのようにシンクロするのか今から楽しみ」と話した。
15時開演。チケットは、当日=4,500円、前売り=4,000円。詳細情報やチケット購入方法は公式サイトで確認できる。