中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階に10月10日、中国古玩専門店「珍賓・秘戯図 春宮亭」(TEL 080-3213-8834)がオープンした。
同店は、同商業施設オープン時から50年間、1階最北エリアでペットショップを経営していた店主の石橋徹さんが中国への渡航の際に現地で購入し、趣味で10年以上集めた「宮廷の王や高官だけが見て楽しんでいた」とされる中国の「古玩」作品を約300点展示し、販売している。作品は陶器オブジェ、木製の彫刻、鉄瓶、おちょこ、絵画などで、価格は数千円~数十万円のものまでさまざま。
石橋さんは「中国4千年の歴史の中で、いろいろな皇帝や高官たちの私生活、子孫繁栄へのプレッシャーなどを、これらの芸術品で感じることができる。今までは趣味で集めていたが、80歳を過ぎてペットショップは娘に任せたので、コレクションを公開することにした。人物の表情、すばらしいと思いませんか?芸術性の高い作品を見て、中国の皇帝の生活に触れ、富裕層たちの遊びや作品のからくりなども楽しんでほしい」と話した。
営業時間は11時~18時。水曜定休。