中野四季の都市にある明治大学中野キャンパス(中野区中野4)6階プレゼンスペースで12月19日、トークイベント「多文化共生都市・東京をめざして」が開催される。主催は明治大学国際日本学部山脇ゼミ、NPO法人二枚目の名刺、電通ダイバーシティ・ラボ。
「多文化共生プレゼンコンテスト」では明治大学・山脇ゼミが最優秀賞を受賞
同イベントは、今年10月10日に開催された東京都初の大型人権啓発イベント「ヒューマンライツフェスタ」で東京都主催の大学対抗多文化共生プレゼンコンテストに参加した中央大学、東京外国語大学、法政大学、明治大学、早稲田大学それぞれのプレゼン内容を発表し、「大学生が企業やNPO関係者と対話する場を設け、プレゼン内容の実現の方策を探る」ことが目的。基調報告「東京都と多文化共生」後、各大学がプレゼンテーション内容を発表し、ディスカッションを行う。
プレゼン内容は、法政大学・山田泉ゼミ「『空き家』再利用!~多様な生き方を受容する資源として~」、中央大学・成田浩ゼミ「人権=地球の住民票~未来へ繋ぐ、えん『縁・円』プログラム~」、東京外国語大学・長谷部美佳ゼミ「ママコン~ママから始まる東京の未来~」、早稲田大学・山西優二ゼミ「多文化マルシェ-多文化共生へのトビラを開く-」、明治大学・山脇ゼミ「『ここ』から始まる多文化共生~東京五輪を超えて~」。
山脇教授は「10月に東京国際フォーラムで開かれた日本初の大学対抗多文化共生プレゼンコンテストを再現するので、ぜひ学生のアイデアを聞いてください」と参加を呼び掛ける。山脇ゼミの光島由真(こうじまゆま)さんは「夏休みからチーム一丸となって考えた提言を、実現に向けてさらに話し合いを深めることのできる貴重な機会だと思う。当日は、大会の本番同様気持ちを引き締め、私たちのプレゼンを発表したい」と話す。
開催時間は10時~12時30分。入場無料。