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美男子劇団「スタジオライフ」が31年目突入公演 観客参加や終演後パブイベントも

「THREE MEN IN A BOAT+ワン」キービジュアル

「THREE MEN IN A BOAT+ワン」キービジュアル

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 昨年創立30周年を迎えた「劇団スタジオライフ」(中野区松が丘1、TEL 03-5942-5067)は5月17日から、観客参加型PUB THEATRE 「THREE MEN IN A BOAT+ワン」公演を行う。劇場はウエストエンドスタジオ(新井5)。

「THREE MEN IN A BOAT+ワン」のワンシーン(2010年上演時)

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 同公演は、1889(明治22)年に発表されて大ヒットした英国の傑作ユーモア旅行小説「THREE MEN IN A BOAT」を、同劇団の演出家・倉田淳さんの脚本・演出で同劇団として6年ぶりに再演する。

 同作は、小さな舟で川を下る旅をする3人の紳士と1匹の物語。すっかり病気だと思い込んだ3人の男たちは、健康を取り戻すために新鮮な風景と水と空気と運動と静寂を求めて、テムズ河の旅へと出発する。人一倍、口は動かすが働くことは大嫌いな男たちと、本能に忠実な愛犬を乗せたボートは無事に目的地へとたどり着けるのか――。

 同公演は、観客を巻き込みながら進むストーリーが特徴で、終演後にはキャストとの写真撮影会や、その回のチームの「PUB」がオープンする「パブイベント」なども予定。同劇団の公演は女性ファンが大半だが、今回は40代以上の男性を対象に割引やビール1杯の特典が付く「紳士割チケット」も用意するという。

 ジョージ役を演じる山本芳樹さんは「『THREE MEN IN A BOAT+ワン』に出演するのは今回が初めて。今の僕を観てほしい」、モンモランシーを演じる曽世海司(そぜかいじ)さんは「ライブ感満載の川下り。僕は初の『ワン』役。ふふ。ただじゃ尻尾ふりませんぜ!」とそれぞれ意気込みを話した。

 公演時間やキャストは日によって異なる。チケットは全席自由、一般=4,900円、学生=3,000円。「クラブライフ会員割引チケット」「紳士割チケット」などはスタジオライフのホームページで確認できる。6月2日まで。

 同劇団は1985(昭和60)に結成し、1987(昭和62)年から男優が女性役も演じる手法を取り、現在は男優約40人が在籍する同劇団。男優のみで構成されていることや、劇団唯一の女性で演出家の倉田淳さんの舞台演出で、幅広い年齢層の女性に人気を集める。

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