なかのZERO(中野区中野2)大ホールで1月18日、ウィーンの優れたシュトラウス・アンサンブルの一つ「ウィンナー・ワルツ・オーケストラ」がニューイヤー公演を行う。
ウィーンの優れたシュトラウス・アンサンブルの一つ「ウィンナー・ワルツ・オーケストラ」
2000年に初来日して以来14年連続で来日を果たしている同オーケストラ。指揮者サンドロ・クトゥレーロさん率いる本場ウィーンの「宮殿祝賀コンサート」は、ヨハン・シュトラウス2世のワルツやポルカを中心に、シュトラウスファミリーの音楽、ウィンナ・オペレッタの曲を、「音楽」と「歌」と「舞踏」によって一つのステージで展開するのが特徴で、「聴いて、見て、一緒に楽しむコンサート」がコンセプト。
オーケストラは約25人の弦・木管・金管・打楽器で構成され、同公演では数人のバレエ・ダンサーや歌手も登場。「喜歌劇『こうもり』序曲」「美しく青きドナウ」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」などの演奏を予定している。
指揮者のクトゥレーロさんは1961年、イタリア・トロペア生まれ。1980年にはローマのサンタ・チェチーリア国立音楽院でセルジオ・ペルティカローリさんにピアノを師事、ローマ大学で政治哲学を専攻し博士号を取得。1985年にはウィーンへ移り住む。1990年同オーケストラを設立し、1994年にコンチェルトハウス、1997年には楽友協会ホールなど、ウィーンでは著名なコンサートホールで多くの公演を手掛けている。
開演は18時30分。チケットは全席指定=5,000円(ホールメイト会員は500円の割引)。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。