西武新宿線野方駅南側の「野方WIZ」ギャラリー(中野区野方5)で11月2日、「アール・ブリュットde街おこし展6」が始まる。主催は社会福祉法人「愛成会」(中野区中野5、TEL 03-5942-7259)。
(関連フォト)ヴェネツィア・ビエンナーレにも参加している澤田真一さんの作品
同展が中野で開かれるのは今回で6回目。2014年4月、スイスのザンクトガレン州で日本・スイス国交樹立150周年の記念事業として日本のアール・ブリュット作品の展覧会「ART BRUT JAPAN SCHWEIZ」が開催され、その後の巡回展を経て戻ってきた作品を展示する。出展作家は池田真悟さん、小津誠さん、澤田真一さん、魲万里絵さん、高橋和彦さん、辻勇二さん、藤岡祐機さん、戸次公明さん、山崎健一さん。
アール・ブリュット(Art Brut)とは「生(き)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育や文化潮流とは違い、作者独自の方法・発想で制作された芸術の総称、障がいがあるアーティストの芸術も含まれる。
同展の関連イベントとして、常時開催している「展覧会オリジナルグッズをつくろう」「自分の作品をその場で展示しよう」ワークショップや「日本のアウトサイダーアート」DVD上映を行う。6日には展示作品や作家についての話、スイスでの展覧会の様子などをテーマとしたギャラリートークと特別DVD上映会「アール・ブリュットが生まれるところ」も予定する。
開催時間は10時~17時(2日は13時~、7日は15時まで)。観覧無料。11月7日まで。