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東中野で「フラガール」の今映したドキュメンタリー「シネマハワイアンズ」

初日舞台あいさつの様子

初日舞台あいさつの様子

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 東中野の映画館「ポレポレ東中野」(中野区東中野4)で11月5日、映画「シネマハワイアンズ」の上映が始まった。

(関連フォト)初日舞台あいさつの様子(左から熊谷聖菜さん、マカレア麻衣さん、大森梨江さん、羽賀万由子さん、杉山太郎監督)

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 同作は2014年12月に撮影を開始し、福島県いわき市の大型リゾート施設「スパリゾートハワイアンズ(旧・常磐ハワイアンセター)」の創業50周年を飾った新しいポリネシアンショー「BIG MAHALO!!」を成功させるべく、昼と夜のショー合間をぬってレッスンやリハーサルに励む総勢38人の「フラガール」たちを追いかけたドキュメンタリー映画。廃れ行く炭鉱町の未来を切り開いた先人の意思を受け継ぎ、震災から立ち上がる地元のシンボルとして奮闘する「フラガール」と支えるスタッフの奮闘を追ったという。

 公開初日の上映後にはフラ・タヒチアンダンスミニショーのほか、杉山太郎監督をはじめ、今年7月に引退し、現在は同施設の裏方として活動している元リーダーの大森梨江さん、スパリゾートハワイアンズの現役ダンサーであるマカレア麻衣さん、熊谷聖菜さん、羽賀万由子さんが登壇し、舞台あいさつが行われた。「これからの目標は?」という杉山監督の問いに大森さんは「現役は退いたが、これからもフラダンスと東北復興を絡めつつ、自分なりに新たな夢を見つけていきたい」と話した。

 初回上映を夫婦で見に来ていた女性は「できたころから毎年行ってダンスを見ることが楽しみだったが、10年前くらいから行けなくなってしまった。映画を見て、若いころのハワイアンズでの記憶がよみがえってきて涙が止まらなかった」と話した。「映画館に下りるところに貼り付けてある懐かしい写真を見たときから泣いていた」とも。

 上映時間は10時20分。料金は、一般=1,800円、大学生以下=1,500円、中学生・高校生・シニア=1,100円。上映最終日は未定。

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