![過去開催時の様子(1)](https://images.keizai.biz/nakano_keizai/headline/1478815007_photo.jpg)
地下鉄丸の内線・中野新橋駅近くの川島商店街(中野区弥生町3)で11月12日・13日、「東京行灯(あんどん)祭」が開催される。主催は川島商店街振興組合。
商店街全域を行灯やちょうちんで飾り付け、ステージやストリートで音楽ライブやパフォーマンスを繰り広げる同イベントは今年で5回目を迎える。中野区ローカルヒーロープロジェクトによる「エンギオン」と「サンガイア」のヒーローショー、プロミュージシャンのジャズライブ、和太鼓ワークショップ、ダンスパフォーマンスなど、20組を越える路上アーティストらが参加するほか、秋田のなまはげや大道芸、飲食屋台も登場する。
今年は「喘(あえ)ぐ大根」で話題のアーティスト市原えつこさんがアートディレクターを務め、光る電飾花輪、光るライブペインティング、光る落語、屋台DJ、プロジェクションマッピングなど、「光るテクノロジー奇祭」をコンセプトとしている。
実行委員長の小宮山たかしさんは「去年は1人で半ベソかきながら準備して、もうやめたいと思っていたお祭りだが、今年はワクワクしながら準備をしている。視覚と味覚と聴覚を発揮して楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は両日とも16時(ライトアップは18時)~21時。
同商店街は、かつて中野で最も栄えていた場所の一つとして知られ、歴史のある商店街。人通りが少なくなった数年前から、フィルムコミッションや映画祭など積極的な取り組みを行い、今月10日には東京都の商店街グランプリ奨励賞を受賞。同イベント開催中は近年、人がすれ違えないほどのにぎわいを見せている。