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明大中野で「ヒューマンライブラリー」 今日しか読めない「人の本」貸し出す

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明大中野で「ヒューマンライブラリー」 今日しか読めない「人の本」貸し出す

口で油絵を描く「本」の古小路浩典さん

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 明治大学中野キャンパス(中野区中野4)で11月27日、「ヒューマンライブラリー」が開催された。主催は同大国際日本学部横田ゼミ。

(関連フォト)「書庫」と書いてある「本」の控え室

 「人の図書館」を意味する「ヒューマンライブラリー」の試みを展開する同イベントは今年で8回目。今回のテーマは「今日しか読めない本(ヒト)がいる」。生まれつき障がいを抱えていたり、社会的マイノリティー(少数派)の生き方をしていたりすることで「偏った見方」をされてしまうことの多い人たちを、それぞれ一冊の「本」として捉え、来場者が「読者」として多様な生き方を学んだり理解し合う共通項を見いだしたりする体験の場を創出する。当日は30人以上の貸し出し本が用意された。

 11時開始前には約70人の「本」の借り主希望者が受付に並び、お目当ての「本」を予約した。「本」となったのはセクシュアルマイノリティー(性的少数者)、全盲の大学教授、ロリータファッション活動家、性的暴力被害経験者、ポリアモリー(複数愛)実践者、専業主夫、うつ病経験者、円形脱毛症患者、ホームレス、義足のランナーら。

 「本」の貸し出し以外に会場では「障がい者プロレス選手によるスパーリング」「口と足で描く芸術家協会の絵画展」「義足体験」「暗闇カフェ(全盲体験)」「幻想妄想カルタ」「コーラスステージ」などの企画、全盲の大学教授・堀越喜晴さん、性被害当事者のト沢彩子さん、ロリータファッション活動家の瑠月愛さんらの講演会が行われた。両手両足が不自由で車いすで生活する古小路浩典さんは筆を口でくわえながら油絵を描き、作品を作るパフォーマンスを披露した。

 数年前に突然弱視となったロービジョンフットサル選手・岩田朋之さんの「本」を朝一番で借りた60代の女性は「テレビで岩田さんのことを知り感銘を受け直接話がしてみたいと思い、この『本』を借りるためだけに今朝京都から駆け付けた。来た甲斐があった」と話していた。

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