JR中野駅南口徒歩2分のたい焼き店「ともえ庵」(中野区中野2、TEL 03-3361-6387)が開店2周年を迎えた。新メニューとして「ともえ庵のおしるこ」も1月12日から売り出している。
おしるこは、タイ型のもなか(皮のみ)3個と鮮やかなお麩(ふ)がわんを彩る。たい焼きで使う自家製の餡(あん)を使い、甘くないさっぱりとした味が特徴。テークアウトだけでなく店頭ベンチでも食べられる。価格は300円で、3月いっぱいまで販売する。
代表の辻井啓作さんは「おしるこは、昨年夏に『もなか』を売り出したときに、もなかの皮をいかに湿らせないかを考えていたが、逆に皮を湿らすとおいしかも、と思ったことがきっかけで考案。メニュー化の準備を進め、冬の到来を心待ちにしていた」と話す。
同店では、最近のたい焼き店では少なくなった、一つずつ焼き上げる「一丁焼き」の手法を取り入れていて、「丁寧にたい焼きを仕上げるにはこの手法は必須。今後もこの手法を変えることはない」と辻井さん。「今回は新メニューとしておしるこを加えたが、それ以上メニューは増やさず、手法や素材にこだわりたい」とも。
営業時間は11時30分~20時(餡がなくなり次第終了、日曜は19時まで)。月曜定休。