中野サンプラザ前広場(中野区中野4)や中野区役所前など中野駅北口周辺7エリアで7月14日・15日、沖縄エイサー踊りの披露を中心としたイベント「中野チャンプルーフェスタ2018」が開催される。主催は中野北口駅前昭和新道商店街。
同イベントは2005年に始まって今年で14回目。中野区と沖縄の関係は長く、1970(昭和45)年に中野区青少年課の委託による「沖縄郷土の家」が開設されたことに始まるという。中野区内の沖縄料理店は20を超え、特に中野駅北口に集中している。
会場は、ステージイベントや屋台村もできるメイン会場の中野サンプラザ前「ティダあしびなーステージ(沖縄の方言でティダ=SUN、あしびなー=PLAZA)」、中野区役所前広場の「ちむどんどんステージ」、ミュージシャンらが演目を披露するJR中野駅北口改札前広場「はいさいステージ」、三線ワークショップも行われる「サンクォーレステージ」、「中野サンモール」「白線通り」「中野新仲見世」「狸小路」と聖地「昭和新道」ではエイサーの練り歩き「道じゅねー」が行われる。
参加するのは、東京中野真南風エイサー&南風童エイサー(子ども会)、東京中野区新風エイサー、中野新道エイサーなどの区内エイサー団体や、中野打越太鼓、沖縄バンドなど。「ティダあしびなーステージ」でのMCは、14日=玉代勢 直(たまよせ すなお)さん(オリオンリーグ)、15日=しゃもじが務める。
実行委員長の長谷部智明さんは「生まれた中野、育ててもらった中野に何か残したい。中央線沿いの隣組、『高円寺阿波おどり』や『阿佐ヶ谷七夕祭り』のように他区からもたくさんの見物客が訪れる祭りをつくりたい!そんな思いで2005年に始まったチャンフェス。沖縄県中部の盆行事で三日三晩踊られる華やかで勇壮なエイサーを祭りの要とし、南国系の音楽や舞踊が2カ所の特設ステージで、そして北口5つの商店街の『道じゅねー』で東京の夏開きを彩るので、ぜひ中野駅北口にお越しいただきたい」と話す。
開催時間は、「ティダあしびなーステージ」「ちむどんどんステージ」「はいさいステージ」=11時45分~20時(16日は11時~19時)、「サンクォーレステージ」=12時~18時、練り歩きは13時~18時。雨天決行。