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「東京演劇集団 風」が30周年締めくくり公演「記憶の通り路」 短編15本で構成

「記憶の通り路-孤独に苛まれている老婦人には気をつけて」のワンシーン(1)

「記憶の通り路-孤独に苛まれている老婦人には気をつけて」のワンシーン(1)

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 東中野の「レパートリーシアターKAZE」(中野区東中野1、TEL 03-3363-3261)で8月28日から、「東京演劇集団 風」の新作「記憶の通り路-孤独に苛まれている老婦人には気をつけて」が上演される。

(関連フォト)「記憶の通り路-孤独に苛まれている老婦人には気をつけて」のワンシーン(2)

 原作者のマテイ・ヴィスニユックは1956年ルーマニア生まれで、チャウシェスク政権下のルーマニアからフランスに亡命した詩人。ヨーロッパの小劇場界で最も注目される劇作家の一人として2010年SACDヨーロッパ作家賞受賞。「東京演劇集団 風」の上演としては11作品目となる。

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 同作品は、ヴィスニユックの15本の短編から成る戯曲で構成し、同劇団が海外のスタッフと共に新たに作った作品で、同劇団創立30周年企画の締めくくり作品という位置付け。翻訳は川口覚子さん、構成・演出は江原早哉香さん。出演は柳瀬太一さん、白根有子さん、辻由美子さん、西垣耕造さんほか。

 あらすじは以下。私、あなたと一緒に生きたのよ-ひとりの男が出会う若い娘。彼女は自ら「大潮」だと名乗る。彼女の波に飲み込まれた男は、記憶の穴へと落ちていく-。戦死してもなお凱旋の夢を語る無数の兵士たち、万国人権領土の国境を越えることを願う女と子ども、海へと導く盲導犬、星や月を見上げる余裕もない人々…。そして物乞いのスペシャリストは言う。「孤独に苛(さいな)まれている老婦人には気をつけて」

 19時開演(土曜・日曜は14時開演)。チケットは、大人(当日券)=4,000円、大人(前売り券)=3,800円、学生=3,300円。9月2日まで。

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