毎年恒例の「中野通り桜まつり」が4月5日~7日、新井薬師公園(中野区新井5)や中野通りで開催される。主催は新井町会連合会と中野通り桜まつり実行委員会。
(関連フォト)中野駅前に登場した「第33回中野通り桜まつり」の横断幕
同イベントは今年で33回目。毎年4月の第1金曜から3日間開催する。JR中野駅から中野通り沿いに北へ向かって続く哲学堂公園までの約320本、約2キロの「桜のトンネル」を楽しむことができ、中野区認定観光資源にもなっている。東京の今年の桜の開花は3月21日、満開予想は29日。
イベント会場となる同園には露店が多数登場し、ステージではカラオケ大会、内藤やすおさんら歌手による歌、チアダンスやフラダンス、エイサーなどの演目を披露するほか、園内では猿回しや大道芸が行われるほか、最終日には、「桜娘」を乗せたオープンカーや数十台のハーレーダビッドソンが10時45分ごろに中野サンプラザを出発し、新井薬師公園まで中野通りをパレードする。
「新日本街路樹百景」「新東京街路樹十景」にも選ばれた中野通りの桜並木には、すでに約2200個の桜色のちょうちんが取り付けられ、中野サンプラザなど街並みとのコントラストや夜桜も楽しめるほか、JR中央線や西武新宿線と桜の写真を収めるために「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファンも多く集まる。
区内新井在住で、毎年同イベントを楽しみにしている人は「一日中、公園で桜やステージを見て楽しめる。中野通りの桜のトンネルは見事。だが昨年は祭り開催時に完全な葉桜となってしまった。今年もきっと葉桜となってしまうが、祭りは地域がみんなで盛り上げるもの。葉桜でも楽しめる」と話す。
開催時間、出演者など、イベントの詳細スケジュールなどはホームページなどで確認できる。