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中野駅開業130周年 記念入場切符発売に長蛇の列、商店街に祝福の横断幕も

中野サンモールにお目見えした横断幕

中野サンモールにお目見えした横断幕

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 JR中野駅(中野区中野5)が4月11日、開業130周年を迎えた。

(関連フォト)4月11日朝には行列ができたJR中野駅北口

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 1889(明治22)年4月11日に甲武鉄道(後の中央線)新宿~立川間が開業し、同時に中野駅の利用が始まったことで、中野駅は4月11日に駅開業130周年を迎えた。

 開業130周年を記念し、JR東日本は5枚1組で1セット700円(140円×5枚、台紙付き)の記念入場券を1000セット限定で同日発売。朝5時からの抽選には、前日から並んだ先頭の人を含め30人ほどが並び、引換券を手に入れたほか、10時からは券番No.200以降の一般販売も行い、長蛇の列ができた。

 中野駅北口の中野サンモール商店街にある天空ギャラリーには、キリンビール(中野4)による祝福のメッセージ横断幕もお目見えした。そこには「中野駅開業130周年おめでとうございます。キリンビールは中野で7年目。まだまだ新人です。」と書かれており、SNSでは「キリンもちゃんとしていて偉いよね」「キリンに地元意識がついてきたね」などと評価のコメントが寄せられた。

 第54代の金剛正範中野駅長は「こんなにいろいろな人に中野駅の130周年を祝っていただき、大変感謝している。これからも地域と共に発展していきたい」と話した。

 13日には中野駅発の特別お座敷列車「中野駅130周年記念号」も運行。中野駅から小田原駅までの往復列車で、中野区長や東京商工会議所中野支部、中野区商店街連合会や中野区観光協会ら区内経済界のメンバーらが参加した。キリンビールや特別駅弁なども提供。同年に開業したフランスのエッフェル塔に例え、「今後もJR中野駅は、パリを代表するエッフェル塔のように東京を代表する街の玄関として、社員一同、より一層努力して参ります。進化し続ける中野をどうぞよろしくお願い申し上げます。中野駅社員一同」というコメントも発表した。

 山崎記念中野区歴史民俗資料館(通称=れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)では現在、「JR中野駅開業130周年記念特別展」も開催中。会場内には、写真パネルや絵図、年表や説明文などを時系列で展示しているほか、当時の制服や制帽、駅のスタンプ(復刻版)、雑色村や本郷村の中央線敷設反対の請願書なども展示。中央線の東京駅、新宿駅、国分寺駅、八王子駅、猿橋駅大月駅などの駅弁掛け紙、1987(昭和62)年の「さようなら日本国有鉄道」列車記念プレート、ゲタ電当時の行き先案内板、列車愛称サボ、琺瑯製(ほうろうせい)の駅名標、「さようなら中央線201系」関連グッズ、開業125周年の特別列車「オリーブ号」のヘッドマークなども展示している。

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