球体関節人形「ナカノさん」を中心に据えた中野区シティプロモーションの一環として8月1日、中野区内の全区立図書館で「ナカノさん」の分身で手のひらサイズ版「ちびナカノさん」の貸し出しを開始する。
区内で出合うさまざまな日常を「ナカノさん」を通して表現し、SNSを中心に区民と共に地域の魅力を発信。まちの活力を高めて区民に愛着や誇りを持ってもらい、多くの人に愛される街に育っていくことを目的としている「ナカノさんプロジェクト」。今年2月に始まり、「ナカノさん」のポスターなどが商店街などに掲示され、区内複数の飲食店に「ちびナカノさん」を常設。SNSなどで区民が「ナカノさん」を介しながら情報を発信することを目指している。
プロジェクトの次のステップに位置付ける今回の施策では、SNSなどで区の魅力を発信し中野を盛り上げる「中野が好きです会員」を募集。7月25日と27日に中野区役所で、会員希望者に12センチのアクリル「ちびナカノさん」キーホルダーと会員証を配布した(共に先着250人、合計500人に配布)。8月1日からは区内の中央図書館、本町図書館、野方図書館、南台図書館、鷺宮図書館、東中野図書館、江古田図書館、上高田図書の全区立図書館や区役所などで「ちびナカノさん」の入った本を貸し出す。
「中野が好きです会員」PR担当は「区内のお気に入りの場所やお店で会員証と一緒に撮った写真を発信し、中野の『好き』を広げていただきたい」と話す。
中野区は8月30日まで、団体や法人向けに「中野区シティプロモーション」事業に関する助成も行う予定。