立体切り絵アーティスト・濱直史(はまなおふみ)さんの個展「和ンダフル!~BONSAI ORIGAMI~」が9月13日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で始まる。
(関連フォト)濱直史さんの「BONSAI ORIGAMI」作品(2)
濱さんは1981(昭和56)年生まれ、2011(平成23)年から独学で切り絵を学ぶ。リアルな草花からファンタジーな作品まで独自な世界観で切り絵を作り上げ、新しい切り絵の可能性を模索。伝承折り紙やペーパークラフトに切り絵を施す「立体切り絵」という新しい独自スタイルでの表現を確立したほか、和紙で曲面を自作し、そこに切り絵を施す「曲面立体切り絵」などを発表している。
同展では、鶴をはじめとする伝承折り紙をモチーフにした作品など、立体切り絵の「BONSAI ORIGAMI」作品約30点を展示販売する。
ギャラリー店主の小高均さんは「濱さんの作品は、切り絵した紙を折り、重ね、組み立てることにより完成する立体的な作品。その独自の技術により生み出される作品は、どれもがとても美しく繊細で平面の切り絵にはない魅力にあふれている。日本の伝統文化とその独創的なアイデアが驚くほどマッチして、見る者全てに『和』の素晴らしさを感じさせるはず」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。9月24日まで。