中野ブロードウェイ(中野5)地下1階に8月12日、「麺テイスティング・カフェショップMENSTA(メンスタ)」がオープンした。
今年102年目を迎えた老舗中華麺メーカー「大成食品」(新井2)の常設直営店。同社では毎月工場で直売市を開催しているが、「より多くの人に大成食品の麺を知ってほしいし試してほしい」と出店を決断した。店内には生麺やスープなどの販売コーナーのほか、最近開発や販売に力を入れている「純生パスタ」が食べられるカフェも併設している。席数は9席。
ショップで取り扱っているのは「中華麺」「パスタ」「うどん」などの生麺類、各種ラーメンのスープやつけ麺だれ、ダシ類、生ドレッシング類、業務用パスタソース各種などのほか、「チャーシュー」など。カフェでは「魔性のナポリタン」「魅惑のカルボナーラ」「クリーミー明太子パスタ」(以上800円)、「ミートソースで生パスタ」(680円)、「こどもパスタ(ミートソース)ドリンク付き」(500円)などの純生パスタメニューのほか、コーヒー類やソフトドリンク類、生ドレッシングのサラダなども用意する。
店長を務める同社の坂本達三(たつぞう)さんは「店名に麺テイスティングとつけたのは、大成食品の麺を気軽に食べ比べしてほしいから。さまざまな種類の中華麺や生パスタをぜひご家庭で試してほしい」と話す。
営業時間は11時~19時(カフェは15時まで)。日曜定休。
大成食品は、2017(平成29)年10月3日に100周年を迎えた中華麺メーカー。1917(大正6)年に金杉橋付近で、リアカーで屋台を開いていた初代・小島波五郎さんが中華麺メーカー「大成軒」を創業し、1989(昭和64)年からは鳥居憲夫さんが3代目社長を務めている。