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中野で「RUN伴」 認知症の人と共にタスキをつなぎ、暮らしやすい地域目指す

「RUN伴なかの」の様子(昨年)

「RUN伴なかの」の様子(昨年)

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 中野区内で9月21日、認知症の人たちの理解を深めるためにタスキをつなぐランニングイベント「RUN伴(ランとも)+なかの2019」が開催される。主催は中野区オレンジカフェ連絡会(中野区上高田2)と実行委員会。

(関連フォト)「RUN伴+なかの2019」のコース一覧

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 「RUN伴」は今まで認知症の人と接点が無かった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、北海道から沖縄まで日本全国を縦断するイベント。中野では昨年初開催し、今回は中野区独自の要素を取り入れ「RUN伴+なかの」とした。

 区内16カ所(昨年は11カ所)で運営されている認知症の人や家族の居場所である「オレンジカフェ」を、上鷺宮からスタートする西コース、江古田からスタートする北コース、東中野きらスタートする南コースの3つのランニングコースでたすきをつなぎながらそれぞれゴールの中野区役所を目指す。

 15時ごろを予定している中野区役所でのゴールイベントでは、チアリーダーショーやゴスペル、参加者によるウクレレ演奏を予定しているほか、ランに参加している酒井直人中野区長らとの記念撮影が行われ、中野区観光協会のキッチンカーも区役所前ロータリーにお目見えする。

 ラン伴実行委員長の宮原和道さんは「認知症になっても笑顔で住み続けられるまち中野を目指して皆さんの参加をお待ちしている」と話す。

 主催者は現在、伴走者や運営ボランティアを募集している(NPO法人ピクニックケア内ラン伴実行委員会、TEL 03-3388-9797)。

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