中野区シティープロモーションの一環として誕生した「中野大好きナカノさん」と中野区内で頑張る人とのコラボ写真展「『中野のひと』ポートレート2019」が9月21日、中野サンモール(中野区中野5)天空ギャラリーで始まった。
今年2月1日の区長記者会見で酒井直人中野区長が発表した、中野区が多くの人に愛される街に育っていくことを目的とした「中野大好きナカノさん」プロジェクト。球体関節人形「ナカノさん」を中心に据えた中野区シティープロモーションは、区内で出会うさまざまな日常を「ナカノさん」を通して表現し、SNSを中心に区民と共に地域の魅力を発信し、まちの活力を高めて区民に愛着や誇りを持ってもらいながら、多くの人に愛される街に育っていくことを目的としている。今回の企画は、「ナカノさん」と区内在住で中野区を愛する8組の人とのコラボレーションポートレート展で、初開催となった。
「ナカノさん」とのコラボ写真で紹介されているのは、新井にある手作りケーキ店「Kyle’s Good Finds(カイルズグッドファインズ)」オーナーシェフのKyle Sextonさん、中野ブロードウェイのアパレル「Spank!」オーナー兼デザイナーのTavuchiさん、中野区パートナーシップ宣言をしたSHOTAさんとRYOさん、ブラジル人の両親を持つモデルでミュージシャンのDjuさん、中野ブロードウェイのアンティークショップ「Antique AJISAI」店主の栗原昭子さんと靖子さん、中野ワールド会館「坊主バー」店主の釈源光さん、スケートボード関連の映像作品も手掛けているプロスケーターの森田貴宏さん、粘土などの素材を用いた作品を製作している彫刻家の吉田孝弥さんの8人。中野駅北口側にはナカノさんと中野サンプラザとのコラボ写真が来街者を出迎えている。
中野区の担当者は「ナカノさんを通じて、こだわりを持ったすてきな区民の方々を紹介していく予定。今まで以上にシビックプライドを強く持っていただきたいし、たくさんの中野愛の強い人たちを発掘していきたい」と話す。
10月21日まで。