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中野駅周辺エリアマネジメント研究会がシンポジウム 街づくりは「産公学金」連携で

当日の参加者は130人を超えた

当日の参加者は130人を超えた

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 西武信用金庫本店(中野区中野2)8階ホールで10月25日、「中野駅周辺エリアマネジメント研究会発足記念シンポジウム」が開催された。

(関連フォト)酒井直人中野区長もパネラーとなったトークセッションの様子

 「中野駅周辺のエリアマネジメントに関する制度・政策面の整備、ステークホルダーの合意形成、組織経営の在り方などについて調査・研究する」ことを目的として、今年9月2日に発足した同研究会。シンポジウムのオープニングでは、座長に就任した溝口秀二中野工業産業協会会長、副座長に就任した白土純中野副区長と小林正美明治大学副学長が、それぞれあいさつした。小林副座長は「都市型のエリアマネジメント、産公学金がしっかりと連携し、中野ならではのまちづくりを、時間をかけて話し合っていきたい」と話した。

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 中野区まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課の石井大輔担当課長による「中野駅周辺まちづくり概要説明」の後、シンポジウム「中野駅周辺におけるエリアマネジメントの展開」が行われた。

 東京大学先端科学技術研究センターの泉山塁威(るい)助教による基調講演では、ニューヨークのタイムズスクエアやサンフランシスコのパークレットなどの事例が紹介され、「エリアマネジメントは、地域主導で地域の参加が不可欠、事業収益を生み出し再投資できる仕組みづくりが必要」などと話した。

 トークセッションでは、パネラーとして溝口座長、小林副座長、泉山助教、酒井直人中野区長が登壇し、ファシリテーターは東京商工会議所の高山義章副会長が務めた。話の流れの中で溝口座長は「公共空間の利活用で街の価値を高めていきたい」と、泉山助教は「街の発展のために(区として)条例などを緩めてあげることが重要」と、それぞれの思いを話した。

 会の最後には、参加者として会場にいた元東京都副知事の青山やすしさんにもマイクが向けられた。青山さんは「10年後の街をつくるとき、10年後にテクノロジーや交通システム、公園などの利用の仕方など世の中がどのように発展を遂げているのかを想像し、考えなければならない。ロータリーも要らなくなるかもしれないことも視野に。飛び抜けた想像力、発想力が必要」と話した。

 同研究会では現在、会員を募集しているほか、12月17日には「第1回定例研究会」開催を予定している。問い合わせはメール(nakano.areamanage.wg@gmail.com)などで受け付ける。

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