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東中野のバー「驢馬駱駝」で島唄ユニット「シーサーズ」がライブ 神話世界を表現

「シーサーズ」

「シーサーズ」

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 JR東中野駅西口近くのパオコンパウンドビル(中野区東中野2)9階のバー「驢馬駱駝(ろまらくだ)」(TEL 03-3366-1310)で1月12日、「シーサーズ」がライブを行う。

(関連フォト)イベントポスター

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 1990(平成2)年に結成され、唄・三線(さんしん)を担当する持田明美さん、唄・三線・笛を担当する平沢千秋さん、唄・胡弓(こきゅう)・テクニカルを担当する中島由美さんのトリオで構成される島唄グループで、中野区内の「チャランケ祭」などにも毎年出演している「シーサーズ」。奄美や沖縄の島々を訪ね現地のお年寄りから唄を習い、また安冨祖流弦聲会(あふそりゅうげんせいかい)のメンバーとして、琉球古典音楽の研さんも積んでいる。

 東日本大震災をきっかけに沖永良部島に伝承されてきたユタの呪詞(カミウタ)を紙芝居化し、アレンジを加え神話世界を表現することに挑戦。今回はその「島建てシンゴ」をはじめ、南西諸島の歌踊りなど、足掛け30年の活動歴の中からよりすぐった歌を披露する。

 ゲストは、美尾洋乃さん(バイオリンほか)、カサハラ・マさん(パーカッション)のほか、踊りのサムイーズさんと田仲玲子さん(沖永良部島の御前風)。島建てシンゴ解説は久万田晋さん(沖縄県立芸術大学)が担当する。

 持田さんは「今回のテーマは『環』。ご縁のあった方々にはお集まりいただき、ご縁のなかった方々にはこの機会につながっていただき、共に歌い踊りたい」と話す。

 開演時間は15時30分。木戸銭は、予約=2,500円、当日=3,000円。

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