新型コロナウイルス流行が収束した後に使える「ごひいき飲食店応援チケット『鷺飲夜(さぎのみや)おたす券』」の販売が4月10日、西武新宿線鷺ノ宮駅(中野区鷺宮3)周辺の鷺宮商明会加盟店で始まった。
(関連フォト)「鷺飲夜おたす券取り扱い店舗マップ」(Googleマップ上)画面
新型コロナウイルス感染者増大に伴う緊急措置により外出自粛や外食控えが続き、客足減少の影響を受けて倒産・閉店する店が出てしまうことを懸念し、対策案検討を商店街で行った結果、誕生した「おたす券」。同会の田中章生さんは「鷺宮の街から大好きな飲食店が消えてしまわないように、みんなで飲食店救済の手を差し伸べていただきたく思い企画した」と話す。
「鷺飲夜おたす券」は、同会加盟の飲食店など約50店を対象にした5,000円分(500円チケット×10枚つづり)の前売りチケット。通常は5,000円となるが、販売価格や使用期限は、販売店独自で設定できる。取扱店は「鷺飲夜おたす券」店頭ポスターが目印で、参加店舗は「鷺飲夜おたす券取り扱い店舗マップ」(Googleマップ上)に随時掲載する。
田中さんは「商店や飲食店から見たら、お客さまからの前借りという形だが、この状況を打開するためにはやむを得ないので、ぜひごひいきのお店からぜひチケットを買ってほしい」と話す。「鷺宮自慢の飲食店をみなさんの力で助けていただけたら」とも。
購入した「鷺飲夜おたす券」は、新型コロナウイルス流行が収束を迎えたら、購入店でのみ使うことができる。