中野区は6月18日の区長記者会見で、「中野大好きナカノさん」とコラボしてきたオリジナルグッズ」を紹介した。
2019(平成31)年2月に中野区のシティプロモーション事業の一環として誕生した「中野大好きナカノさん」は、人形作家の清水真理さんが制作した球体関節人形。多種多様で個性的、自由に生きている人たちが、無垢(むく)な「ナカノさん」を通して住みたい、行ってみたいと思える中野の魅力的な日常を、SNSなどを使って発信。まちの活力を高めて区民に愛着や誇りを持ってもらいながら、多くの人に愛される街に育っていくことを目的としている。
同区では、「ナカノさん」の区内産業の活性化を目的にイメージを無償提供。キャラクター使用のルールを取り決め、区内事業者らは、同区へ使用目的などを明記した申請書を提出し、通ればライセンス料を払うことなく商品開発を行うことができる。6月現在、6商品がすでに販売を開始、7月に1商品が販売を予定している。
「ナカノさん」オリジナル商品は、「中野酒販協同組合」(中野1)の「ナカノさんの大吟醸」「ナカノさんの葡萄酒」「ナカノさんのビール(7月販売予定)」、「パティスリーレザネフォール」(新井5)の「ナカノさんのガレット」、中野区役所内の福祉売店「アザレア」で販売している「中野区障害者福祉事業団」(新井2)の「コーヒータンブラー」、「地産マルシェ中野店」(中野2)で販売のの「ナカノさんのおかき」で、すでにエコバッグなども商品化が進んでいるという。
酒井直人中野区長は「ぜひ、これからもナカノさんの商品に注目いただきたい」と呼び掛けた。
「中野大好きナカノさん」キャラクターの使用ルールなどは、中野区ホームページ上のガイドラインで確認できる。