中野駅北口・ふれあいロード北商店会(中野区中野5)と昭和新道商店街(同)は合同で6月27日、商店街上部に緑色のちょうちんを設置した。
(関連フォト)2つの商店街で違うデザインのライトグリーンちょうちん
中野駅周辺で有数の繁華街である両商店街。新型コロナウイルスにより、ステイホームをベースとした対策が行われ、外出自粛が進む中、商店街のごみ拾い・街のクリーンアップや、商店街を中心とした巡回を行い、地域のセキュリティーを高め、ソーシャルディスタンスの確保などコロナ対策も施しながら安全安心な商店街を運営していくことを目的としている。実際にはグリーンちょうちんの設置と、最近増えているマスクのポイ捨て対策として6月27日から9月26日の間、計8回のごみ拾いを、商店街メンバーと地元エイサー団体の学生たちで実施している。
設置されたライトグリーンのちょうちんには表側に「KEEP SOCIAL DISTANCE」、裏側には商店街別に「中野ふれあいロード北商店会」「中野北口昭和新道商店街」と文字が入っている。この取り組みを始めた昭和新道はせべともあき商店会長は「密は避けなければならない。クラスターを出してはいけない。でも商店街の活気をなくしてはいけない。商店街側で安全安心な商店街づくりを心掛ける」と話す。
緑色のちょうちん点灯や清掃・セーフティー喚起活動は9月30日まで。