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中野駅ガード下で「なかののこどものえがお100人」展 子どもの笑顔214点

区議も務めるフォトグラファーの小宮山たかしさんと展示ブースの1つ

区議も務めるフォトグラファーの小宮山たかしさんと展示ブースの1つ

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 中野区議会議員も務めるフォトグラファー小宮山たかしさんによる「なかののこどものえがお100人」展が8月1日、JR中野駅ガード下ギャラリー(中野区中野4)で始まった。

(関連フォト)展示ブースの一つ

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 企画したのは、中野区内の川島商店街で子ども・家族写真専門の「思い出写真館」(弥生町3)を経営するフォトグラファーの小宮山さん。中野区民なら誰でも無料で借りられる中野駅ガード下の区営ギャラリー「夢通り」が4月5月と「ガラ空き」なのを見て企画を思いつき、自身のフェイスブックやツイッターで「中野の子どもの笑顔の写真」を募集したところ、1カ月で約125人分の写真が集まった。

 小宮山さんは「今回の自分の企画に、思った以上に反応があり、申し込みも殺到した。世の中がコロナ禍で暗いニュースばかりで、子どもたちの満面の笑みでこの暗い世の中をパァッと明るくできればと思った」という。印刷は小宮山さんの企画に賛同した藤ダイレクト(上高田2)が行い、7月27日は全ての笑顔写真が納品された。8月1日には小宮山さんの「手伝って欲しいな」というつぶやきを見て駆け付けたボランティアらの力を借りて、214枚を6つのブースに展示した。

 小宮山さんは「薄暗くて、決してキレイとは言えない中野駅ガード下だけれど、ここは、実は都内でも屈指のストリートギャラリー。有効活用されないのはもったいないとずっと思っていた。世の中コロナ禍で暗いニュースばかりなので、子どもたちの満面の笑みでこの暗い世の中をパァッと明るくできればと。展示する笑顔写真を探す中で、我が子の成長をあらためて見つめ直すいい機会になるという副産物もあった」という。印刷は小宮山さんの企画に賛同した区内の印刷関連サービス会社藤ダイレクト(上高田2)が行い、ボランティアらの力を借りて、214枚の写真を6つのブースに展示した。

 「こんな状況下でも、たくさんの人が関わって、一つの作品を作り上げることができた。写真なら、いくら密になっても大丈夫(笑)。思わずつられて笑顔になってしまうような写真もたくさんあるので、自分もニコニコしながら作業していた。ぜひ見に来てほしい」と小宮山さん。

 展示期間は8月31日まで。

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