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「奇妙でかわいい」中野ブロードウェイのアパレルブランド「ペイデフェ」が10周年

デザイナー兼店主のLimさんと作品

デザイナー兼店主のLimさんと作品

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 中野ブロードウェイ4階(中野区中野5)のアパレルブランド「pays des fees(ペイデフェ)」ショップ(TEL 03-5318-9439)が8月15日、10周年を迎える。

(関連フォト)コラージュアーティストQ-TAとのコラボ作品

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 「奇妙でかわいいドリーミーなカジュアルスタイル」をコンセプトにアパレルデザイナーだったLim(リム)さんこと朝藤貴美恵さんが2005(平成17)年に創業。2010(平成22)年には「サブカルの聖地」と呼ばれている中野ブロードウェイにリアル店舗をオープンした。店主兼デザイナーのリムさんは「自分がデザインする洋服や小物などと中野ブロードウェイとのシンクロ性が高いと思った。中野にはアパレルブランドが少なく、この場所から流行を発信し、ムーブメントを起こせると感じていた」と当時を振り返る。

 虫柄のテキスタイルによるガーリーなアイテムや、ヨーロッパで買い付けた材料によるリメイクなどの商品を次々と発表、廃病院で新作ファッションショーを行ったり、2013(平成25)年からは毎年ラフォーレ原宿でポップアップショップをオープンさせるなど、活動の幅を広げている。直近2月には、コラージュアーティストQ-TAとのコラボが実現したポップアップショップも期間限定でオープンさせている。

 店内にはロシア構成主義をイメージした「HAND shirt」(18,000円)、「HAND dress」(23,000円)のほか、Q-TAさんとコラボした「Q+p shirt」(28,000円)や、中野区のシティープロモーションキャラクター「中野大好きナカノさん」を手掛けたことでも知られる人形作家の清水真理さんの作品も店内に並ぶ。リムさんは「これからも奇妙なファンタジーの中で、リアルクローズとして楽しめるスタイルを作っていきたい。その拠点として、やはり中野ブロードウェイは欠かせないかな」と話す。

 営業時間は12時~17時。水曜・木曜定休。

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