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東京工芸大「写大ギャラリー」で写真家・森山大道さん個展「衝撃的、たわむれ」

モノクロ写真作品約60点を展示する

モノクロ写真作品約60点を展示する

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 東京工芸大学(中野区本町2)芸術情報館(5号館)2階「写大ギャラリー」で現在、写真家・森山大道(だいどう)さんによる個展「衝撃的、たわむれ」が開催されている。

(関連フォト)「写大ギャラリー」エントランス

 森山さんは1938(昭和13)年、大阪府生まれ。商業デザイナーを経て、写真家の岩宮武二さん、細江英公さんに師事。1963(昭和38)年よりフリーの写真家として独立。以降、写真雑誌や写真集などで作品を発表し続けている。1967(昭和42)年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞を受賞。1969(昭和44)年から1970(昭和45)年まで多木浩二さんや中平卓馬さんによる写真同人誌「プロヴォーク」に参加。1983(昭和58)年に日本写真家協会年度賞、2003(平成15)年に第44回毎日芸術賞、2004(平成16)年にドイツ写真家協会賞、2019(平成31)年にハッセルブラッド国際写真賞、2020年度朝日賞などを受賞した。同大学客員教授。

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 同大同ギャラリーでは、1960年代から1970年代に制作された森山さんの初期の代表作品の貴重なヴィンテージ・プリントを約900点所蔵している。所蔵作品には「にっぽん劇場写真帖」、写真集「狩人」、カメラ雑誌、個人誌「記録」などに発表されたもの、さらに未発表のプリントも含まれている。同じカット(ネガ)からプリントされたもの、同じ被写体を撮影しながら別のカットからプリントされたもの、そのふたつに注目し、トリミング、濃度、コントラスト、焼き込みなどが違い、イメージを大きく異にしていて、さらにはネガを裏焼き(左右反転)したものなどもあり、それらの中から約60点のモノクロ写真作品を展示している。

 開館時間は10時~18時(土曜=17時まで)。日曜休廊。5月31日まで。

 同大は、小西本店(現在のコニカミノルタホールディングス)創始者、6代目杉浦六右衞門が他界した後、その理想と遺志を後継した7代目杉浦六右衞門が東京府豊多摩郡代々幡町幡ヶ谷(現東京都渋谷区幡ヶ谷)の地に設立した「小西写真専門学校」を前身とし、「東京写真大学」から1977(昭和52)年に現在の名称に変わるまでは「写大」と呼ばれていた。

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