男女混合和太鼓チーム「和太鼓 暁」の「夏休み子ども企画!和太鼓 暁 によるワークショップ&ミニコンサート」が8月20日、なかのZERO(中野区中野2、TEL 03-5340-5000)小ホールで開催される。
(関連フォト)「夏休み子ども企画!和太鼓 暁 によるワークショップ&ミニコンサート」ポスター
中野区を拠点に全国で活動している同チーム。同イベントは「2021年度 中野区シティプロモーション事業助成」に採択されていて、中野区の子どもたちを対象に、普段なかなか触れることがない和太鼓を学び、体験し、プロと同じステージで演奏してもらう。当日は、ミニコンサートも行う。
「和太鼓 暁」は2013(平成25)年に結成。「進化する和太鼓」をコンセプトに和太鼓、三味線、笛、書道、箏(こと)などの伝統楽器を駆使したパフォーマンスを行う。2017(平成29)年にプロ活動開始。2015(平成27)年6月に「岡谷太鼓まつり 世界和太鼓打ち比べコンテスト」大太鼓一人打ちの部で優勝&文部科学大臣賞を受賞し、和太鼓教室「打楽-DAGAKU-」を主宰する和太鼓奏者で書道家の鷹‐TAKA‐さんを中心に、チームとしても3回の日本一に輝く。現在のメンバーは鷹さんのほか、2015(平成27)年の岡谷太鼓まつりで世界一に輝いた近藤玲未さん、山梨県出身で8歳から和太鼓に打ち込む井上知香さん、千葉県出身で毎年開催される「全国高校生太鼓甲子園」に2度出場し高校3年時に8位入賞を果たしている西田洸さんの4人から成る。
鷹さんは「和太鼓は日本が誇る伝統文化の一つ!自分自身、幼少の頃から親しみ、今では演奏家としてたくさんの方に和太鼓を広めようと活動している。現代の日本は和太鼓や伝統文化に触れる機会がほとんどなく、未来を担う子どもたちが本物に触れる間もなく大人になってしまうのが現状。知れば絶対に楽しく、きっと新たな自分を発見できる、それが和太鼓。伝統というと敷居が高く堅苦しいイメージがあるが、和太鼓は誰でも簡単に音を出すことができ、打つ事でさまざまな効果がある。まずはたくさんの方に知ってもらいたい。それが一番の思い。太鼓を学び、体験し、プロのステージで暁と一緒に演奏する体験は、きっと子どもたちの一生の宝になるはず。コロナの影響でさまざまな制限の中、生活している子どもたちに少しでも和太鼓を通して笑顔と元気を届けたい。今回、中野区の事業助成を受け、中野から日本中に、そして世界中に和太鼓を広め、たくさんの方に音で元気と笑顔を届けられるようなイベントにしていくので、ぜひご参加を」と呼び掛ける。
開始時刻は13時と17時の2回。対象は中野区在住の小学生。定員は各回50人。希望者はメール(wadaikoakatsuki2013■gmail.com ■=@)で申し込む。