東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2、TEL 03-3363-7748)で8月28日と29日の2日間、夏休み子ども向け体験講座「能楽と刺繍と和菓子」が開催される。
文化庁の「子供たちのための伝統文化の体験機会回復事業」として開催する同イベント。日本の文化のつながりを知ることを目的とし、小学生と中学生を対象に、世界文化遺産に認定されている能の面衣装や歴史を学び、能舞台上で動きなどを体験できる、刺しゅうか和菓子のいずれかを選んで作る体験ができる。
UMEWAKA INTERNATIONAL代表の梅若幸子さんは「いろいろな体験を通して日本文化のつながりや広がりを感じていただき、日本文化の楽しさをより多くの子どもたちに知っていただけたらうれしい。能を体験、刺しゅうや和菓子も作って、結構盛りだくさんの内容だが楽しんでほしい」と話す。
開始時間は両日共13時。対象は小中学生。両日共、定員は40人。参加希望日と「能と刺しゅう」「能と和菓子」のいずれかを選び、専用サイトで申し込む。
7月30日14時からは同会館で、教員向けセミナーとして学校関係者を対象とした能楽のレクチャーと和菓子、刺しゅう体験プログラムも予定。