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東京工芸大学、小西写真専門学校創立から100周年迎える記念事業スタート

1923(大正12)年当時の校舎

1923(大正12)年当時の校舎

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 東京工芸大学(中野区本町2)は10月5日、2023年に迎える創立100周年を記念した「創立100周年特設サイト」を開設する。

(関連フォト)現在の中野キャンパス

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 同大は、小西本店(現在のコニカミノルタホールディングス)創始者・6代目杉浦六右衞門が他界した後、その理想と遺志を後継した7代目杉浦六右衞門が東京府豊多摩郡代々幡町幡ヶ谷(現・渋谷区幡ヶ谷)の地に1923(大正12)年設立した「小西写真専門学校」を前身とし、「東京写真大学」から1977(昭和52)年に現在の名称に変わるまでは「写大」と呼ばれていた。神奈川県厚木市と東京都中野区の2つのキャンパスを持つ総合大学で、2023年に創立100周年を迎える。

 同大広報部担当者は「特設サイトは、本学を支えていただいた多くの方々への感謝の思いを込めて、これまでの歴史や、原点となる小西寫眞専門学校創立に関わった先人たちの思いなどを紹介するとともに、今までの100年の思いをつなげ、これからの100年へ向けて発展していくための道しるべとなる記念事業などを紹介していく」という。

 同サイトでは、同大の歴史を振り返る「100年のあゆみ」ページや、日本初の写真の高等教育機関として開学した同大ならではの秘蔵写真や映像を公開する「コウゲイグラム」ページを掲載。同大にまつわる写真や映像を募集し、思い出を掲載する企画を用意する。吉野弘章学長による月刊連載コラム「工芸ヒストリー」では、同大の歩みをひもときながら、同大と社会の関わりや、そこに登場する多くの人々の情熱や思いを届ける。そのほか「100年のあゆみ」「100周年ロゴについて」などのコンテンツの公開も予定している。

 2023年へ向けての「創立100周年特設サイト」コンテンツは随時追加していく。

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