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中野駅北口ふれあいロードに「角打ち割烹 三才」 手前角打ち、奥割烹の両極性売りに

「角打ち割烹 三才」外観と小椋さん(左)や神谷さん(右)ら

「角打ち割烹 三才」外観と小椋さん(左)や神谷さん(右)ら

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 中野駅北口ふれあいロードに11月1日、「角打ち割烹 三才」(中野区中野5、TEL 03-5942-8789)がオープンした。

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 中野駅南口レンガ坂などに店舗を構える日本酒バル「青二才」(中野3)の姉妹店としてオープンした同店。「青二才」小椋道太代表は「新型コロナの影響で神保町店が閉店してから半年がたち、さまざまな休業要請や時短要請にも従い、飲食店の明かりをともし続け、行政の要請は守り、さまざまな縛りのある一年半を送ってきたが、通常営業の兆しが見えたので、ずいぶん前から準備してきた新店舗をオープンさせた。喜びを隠し切れない。辞めずについてきてくれたスタッフには感謝している」と話す。

 「角打ち割烹(かっぽう)」と銘打った同店は、店内を「角打ちゾーン」と「割烹ゾーン」に分け、1店舗に両極を併せ持たせた。「角打ちゾーン」は、同店が提案する日本酒の新ブランド「WAX & WANE(ワックス アンド ウェイン)」の手ぬぐいをパッケージにした一升瓶がサンロード側から見えるように工夫。テーブルもあるが立ち飲みもできる。「割烹ゾーン」は店内に下げたのれんの奥に設けた6席限定のカウンター席。料理8皿から10皿と料理にペアリングした日本酒などを提供する1万2,000円コースを用意する。

 小椋さんの共同経営者・神谷栄伸さんは「コロナ禍で酒の提供がストップした影響は酒米を作っている米農家にも及び、食用米への作付け変更を余儀なくされた農家もある。酒米の生産減は日本酒生産量の減少につながる。日本酒業界の明るい未来を皆さんと共に作り上げていきたいと考え、この店をオープンさせた。一緒に日本酒界を盛り上げてほしい」と話す。小椋さんは「青二才が14年で1歳だけ年を取り『三才』になってのスタート。日本酒を楽しんで」と呼び掛ける。

 営業時間は17時~24時(割烹ゾーンは21時からバータイム)。

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