自閉症啓発デーイベント「自分の足で自由を掴(つか)む!~街を歩こうブルーウォーキング~」が4月3日、中野四季の森公園から高円寺馬橋公園までのコースで開催される。主催は早期発達支援や療育に携わる「TASUC自立の学校・中野坂上」(中野区弥生町1)など3教室。
(関連フォト)「みんなで旗を掲げよう!~#街を歩こうまだ見ぬ世界へ」イベントの旗
世界自閉症啓発デーの4月2日と同日から8日までの発達障害啓発週間に合わせて実施する同イベント。早期発達支援や療育が必要な人や自閉症の人が「自分の足で自由を掴む!」を合言葉に、両公園間の街路をテーマカラーの青を身に着け、ノルディックウオーキングで歩く。
イベントに合わせた企画した発達障害理解啓発SNSイベント「みんなで旗を掲げよう!~#街を歩こうまだ見ぬ世界へ~」では、用意した旗の画像をダウンロードしてもらい、印刷して家や地域の店などの見えるところに掲げている画像をSNSに「#街を歩こうまだ見ぬ世界へ」というハッシュタグ(検索目印)を付けて投稿してもらう。
同教室の河野さおりさんは「障害やハンディーがあっても、誰もが行きたい場所へ行ける地域でありたい。また子どもたちが挑戦できる機会をつくりたい。移動できるようになることで人々の活動の枠組みを拡げ、地域で安心して暮らすことを実現できると信じている」と話す。「私たちと共に、発達の度合いに凹凸のある子どもたちを地域で支えたり見守ったりするチャレンジドサポーターとして、活動に参加してもらえれば」とも。
10時出発、12時到着を予定する。