中野ブロードウェイ(中野区中野5)3階「墓場の画廊」で6月2日、「花の慶次~傾いて候、墓場に参ろう~」ポップアップショップが始まる。
(関連フォト)「花の慶次~傾いて候、墓場に参ろう~」メインビジュアル
漫画家・原哲夫さんによる戦国の世を傾奇者(かぶきもの)として生きた前田慶次の奔放な生きざまを描いた漫画「花の慶次-雲のかなたに-」に焦点を当てた同企画。6月15日までの前期は「死の猿舞いの巻」を中心に慶次が秀吉に聚楽第(じゅらくだい)で謁見(えっけん)する傾奇御免状をめぐるエピソードをピックアップ展示する。6月16日からの後期は前田慶次のほか真田幸村・伊達正宗・奥村助右衛門・直江兼続・後藤又兵衛・関白秀吉が一堂に会する人気エピソード「百万石の酒」に注目した展示を行う。店頭では身の丈6尺5寸(約197センチ)以上の等身大の慶次の立ち人形が、シンボルの朱槍(しゅやり)を持って出迎える。
同企画展のアンバサダーは、ブシロードグループの女子プロレス団体「スターダム」(中央1)に所属する「宇宙を翔(か)ける傾奇者」をキャッチコピーとし、「大ふへん固め」「大ふへん者斬」などを得意技とするプロレスラー、ウナギ・サヤカさんが務める。
廊主の佐山有史さんは「天下一の傾奇者・前田慶次の熱い生きざまに心を震わせたあの頃の少年たちに向けたメッセージがここにはある。『百万石の酒』や『白いふんどし』など、花慶ファン感涙の商品がそろい踏み。波瀾(はらん)万丈の戦国の世を駆け抜けた憧れの武将たちに思いをはせて、ぜひ特別な空間を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~)。6月28日まで。