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新井薬師前駅近くのスタジオで濱崎仁精さん個展 故郷に戻ってからの作品で構成

濱崎仁精さん個展「とおあさ」のメインビジュアル

濱崎仁精さん個展「とおあさ」のメインビジュアル

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 画家・濱崎仁精(まさきよ)さんの個展「とおあさ」が6月8日、廃業した街の写真館をリノベーションしたギャラリー&バー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で始まる。

(関連フォト)ギャラリー「スタジオ35分」外観

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 濱崎さんは1972(昭和47)年、広島県尾道市生まれ。上京後は高円寺を中心に活動を重ね、2020年6月には同ギャラリーで個展「うみのよる」を開催。その後、故郷の尾道に引っ越した。東京在住時の頃から作品のモチーフは尾道の記憶をたどったものが多い。

 同展では濱崎さんが故郷に戻ってから描いた作品約25点を展示・販売する。

 ギャラリー店主の酒航太さんは「抽象と具象の間を行き来しながら描かれた海街の景色は作家自身の心象でもあり、時にそれは見る者の遠い記憶ともつながってくる。濱崎仁精の世界を堪能いただきたい」と話す。

 開催時間は16時~22時。日曜~火曜定休。7月2日まで。

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