中野区内全域をカバーする中野経済新聞の2022年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「中野坂上交差点近くに新区立図書館」の記事が1位となった。
PV2位から、さまざまなからくりもある海中をイメージした部屋
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 中野坂上交差点近くに新区立図書館 子どもフロアは声出しOK、飲食スペースも(2/3)
2. 中野・大和町に「泊まれるアスレチック」施設 ターザンロープや隠し扉など(4/26)
3. 中野・墓場の画廊に「ウルトラマンA」コーナー テレビ放映50周年記念で(4/14)
4. アニメとコラボしたスイーツ専門店「あにしゅが」、中野消防署裏手の住宅街に(5/17)
5. 中野区「成人のつどい」 新成人2654人、四千頭身や中川翔子さんがビデオメッセージ(1/11)
6. 中野駅北口ふれあいロードにピザ新店 鳥取「大山こむぎ」で作る生地売りに、パスタも(5/9)
7. 中野の桜が満開に 中野通り「桜のトンネル」、神田川、中野四季の森など(3/31)
8. 中野セントラルパークで2年ぶりの「四川フェス」 「麻婆豆腐商店街」出現、著名店も(5/6)
9. 新井・薬師あいロードに「進化系」うたう焼きそば店「一服」 グローサリー併設(4/4)
10. 都立家政駅周辺をザ・リーサルウェポンズがジャック 凱旋ライブや一日店長も(2/21)
1位は、2月1日にオープンした中野区立中野東図書館(中野区中央1)の記事。「こどものへや」「赤ちゃん絵本コーナー」「授乳室」「ティーンズルーム」「YAコーナー」「こどもラウンジ」を設置するなど、7階の「子どもフロア」が特徴の図書館で、注目を集めた。また、オープン100日前に立ち上がった公式ツイッターアカウント「100日後に開館する中野東図書館」で掲載された3フロアにまたがる「吹き抜け本棚」のこともネットで話題となっていて、アクセス増につながったと考えられる。
2位は、4月20日に早稲田通り・大和町三丁目交差点近くにオープンした一戸建てのからくり屋敷「Holy Town(ホーリータウン)」の記事。2020年12月に中野区白鷺にオープンし、多くのメディアでも取り上げられた新築戸建てのからくり屋敷「Holy House(ホーリーハウス)」の第2弾として注目を集めた。今回は「アスレチック」を軸にしていて、ファミリーに人気という。
3位は、今や中野区内の特撮イベントの聖地とも言える中野ブロードウェイ3階「墓場の画廊」で開催の「ウルトラマンA」展の話題。1972(昭和47)年4月から1973(昭和48)年3月までTBSで放送された特撮テレビ番組で、北斗星司役の俳優・高峰圭二さんもアンバサダーを務めて話題となった。「墓場の画廊」関連イベントでは、プロレスラーのウナギ・サヤカさんがアンバサダーを務めた「花の慶次」展が21位、漫画家・北条司さんの代表作「シティーハンター」展が22位となり、サブカルの聖地らしい話題がランクインした。4位もアニメとコラボしたスイーツ専門店「あにしゅが」がオープンした記事となった。
6位の中野駅北口ふれあいロードにピザ店「トトト」、9位の薬師あいロードに進化系焼きそば店「一服」が飲食店の新店舗オープンの記事。そのほか、12位の中野五差路交差点近くに串揚げ店「お揚がり」、14位の新井に24時間無人売店「大二郎の小籠包(しょうろんぽう)」、15位の中野新仲見世商店街にラーメン「麺尊RAGE(めんそんレイジ) 中野 腕刀(わんとう)」、16位の中野駅南口・桃園通りに全5階の「片山鳥肉店」、17位の沼袋の焼き肉店「塩ホルモン・赤身肉 太陽」、20位の宮下交差点近くにカフェバー「なかなかの」がランクインした。
8位の中野セントラルパークで2年ぶりの「四川フェス」、10位の都立家政駅周辺をザ・リーサルウェポンズがジャックのほか、11位の「ラムバサダーフェス」、13位の「中野チャンプルーフェスタ」、18位「キッズフェス」、19位「中野駅前大盆踊り大会」、22位「恩まつり」など、久しぶりにリアル開催のイベント情報が多くランクインした。
今回のランキングでは、新型コロナウイルスによって停滞していた経済が再び動き出すことを期待させるイベント情報や新店舗情報など、希望にあふれる記事が多くランクインした。中野駅周辺は今後、中野駅西口改札や南北連絡通路、中野サンプラザの建て替え、南口改札周辺、囲町地区などの再開発も控えており、新たな街の動きが予想される。連続立体交差の工事が進む西武新宿線エリアや、徐々に駅の整備が進む東京メトロ丸の内線エリアなども含め、ナカ経では下半期も、中野区内の動向や小さなハッピーニュースをいち早く伝えていきたい。