中野区は7月15日、ミューラル(=壁画)を描く区内壁面の募集を開始した。
(関連フォト)昨年10月21日に子どもたちが絵を描いた中野区立鷺宮小学校
中野区は、策定した新たな基本計画で「遊び心あふれる文化芸術のまち全体への展開」の一環として同プロジェクトを進めていて、第1弾は10月には鷺宮小学校の開校140周年記念行事で児童たちも参加した壁画制作、第2弾はJR東日本東京支社の協力の下で、中野区、塗装業者のヌリーズ(若宮1)、国内外で活躍するhitchさんとsimoさんの2人組アーティストユニット「WHOLE9(ホールナイン)」、JR中野駅が連携して11月20日に完成した中野駅北口壁面の壁画。
今夏は、信金中央金庫(中央区八重洲1)による地域創生の取組みへの寄付事業「SCBふるさと応援団」の募集に対し、同区として「中野ミューラルプロジェクト」を応募したところ、寄付対象事業として選定されたことから、事業にかかる費用を予算化して実施することとなった。
申し込みの条件は、「個人または法人で、区内に不動産を所有していること」「施工対象の壁面として申込む壁面が、申込者自身が所有する不動産の壁面であること」「近隣の道路等から鑑賞可能な場所にある壁面であること」「別途示す、壁画制作に係る覚書を区と締結することに同意すること」の4点。
応募期限は8月31日必着。申し込み方法など、詳しくは中野区の案内ページで確認できる。