中野サンプラザ(中野区中野4)が8月1日、開業50周年記念のオリジナルグッズの販売を始めた。
1973(昭和48)年6月1日、「全国勤労青少年会館」として開業した同施設。現在50年目を迎えている。アイドルコンサートの聖地といわれている2222席のコンサート会場、結婚式場や大規模イベントホールなどとして利用されているが、近年の中野駅新北口駅前エリア再整備事業により、レストラン・ホテル・宴会場・結婚式場・研修室は来年6月30日に、サンプラザホールは来年7月2日に営業を終えることが決まっている。
同施設では今回、50周年を記念したオリジナルの企画を進め、販売を始めた。同施設企画課の小池祥子さんは「独特な建物のフォルムを記憶のみならず、その形を残したい、と建物そのものにスポットを当てたいと思い、幅広い世代で楽しめるオリジナルアイテムの企画・製作に至った」と話す。
目玉となる記念ガチャは特徴的な建物を再現した5種類の中野サンプラザ立体消しゴム、ペンが入るサイズのダイカットポーチ、ボールチェーン付きラバーキーホルダー、全6種の缶マグネットの4種類を、1回300円で1階ロビーやホワイエで販売(4種類で限定1万個)。そのほか、新商品「中野サンプラザ オリジナル トートバッグ」(1枚950円、限定500枚)を販売するほか、8月12日からは開業当時のイラストを使いカタカナロゴでデザインされたレトロな「中野サンプラザ オリジナル てぬぐい」(1枚1,000円、限定300枚)も再販する。
記念グッズは在庫が無くなり次第、販売を終了する。