現代アーティスト7人のグループ展「景色のつくりかた」が10月28日から、JR東中野駅近くの「Art Space銀河101(いちまるいち)」(中野区東中野1)ギャラリースペースで開かれる。
昨年3月にこけら落としイベントを行った「銀河101」は、若い現代アーティストたちが古いアパートの1階をリノベーションして開いたギャラリーとアトリエを併設するアートスペース。廊主の大人倫菜(おおひとりな)さんによると、「作品に真摯(しんし)に向き合って制作を続けているアーティストが、正当な評価を受ける礎をつくること」を趣旨とし、「中野エリアにおける新しいアートの拠点として、芸術作品の体験・鑑賞を通してより多様な考えの構築に貢献できる場所として機能すること」を目指しているという。アトリエ名は入り口にある窓ガラスの模様と部屋番号から。
今回は、大杉祥子さん、川村景さん、ニエト・アルベルトさん、波能かなみさん、濱野絵美さん、堀岡暦さん、山﨑慧さんの若手現代アーティスト7人が参加するグループ展。大人さんは「題名の通り、芸術作品を所有して家に飾り、共に暮らす魅力を発信することを目的とした企画展。住空間の面影を端々に感じさせるこの場所で、さまざまな手法で制作された手に取りやすい版画作品を飾り、新たな『景色のつくりかた』を提案する」という。
開廊時間は13時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。11月6日まで。