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中野区内の3社が「キッズデザイン賞」受賞 「ピコトン」は優秀作品ノミネートも

ピコトンがロフトワークと新渡戸文化学園「VIVISTOP NITOBE」の協力で始めた「子どもの子どもまでプロジェクト」

ピコトンがロフトワークと新渡戸文化学園「VIVISTOP NITOBE」の協力で始めた「子どもの子どもまでプロジェクト」

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 NPO法人「キッズデザイン協議会」が8月26日に「第15回キッズデザイン賞」を発表し、中野区内に事業所を構える「ピコトン」(中野区中央5、TEL 03-6231-5490)ら3社が受賞した。

(関連フォト)知育クラフトブック「工作ブック」

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 子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを表彰する同賞。2007(平成19)年の創設以来、「すべての子どもは社会の宝であり、私たちの未来そのものです」を基本方針に掲げ活動する。

 今回、受賞作品214点を発表した。中野区内の事業者は、ジオジャパン(本町4)、ツチヤタケシ建築事務所(東中野3)、ピコトン(中央5)の3社で、ピコトンは優秀作品ノミネート36点にも選ばれている。

 ピコトンの受賞作品「子どもの子どもまでプロジェクト」は、新渡戸文化学園「VIVISTOP NITOBE」(本町6)とロフトワーク(渋谷区)の協力の下で行う、子どもたちの教育格差の緩和と学習機会の提供を目的とした教育支援プロジェクト。子どもたちが手がけた作品を販売し、購入で支援できる「子どものお店」、クリエーターによる作品をセット販売し、クリエーティブトイを買って応援できる「TWICE PRICE SHOP」、大人数用の工作体験キットを販売し、子どもたちに体験を送って支援できる「工作ワークショップキット」という3つのテーマでショップを展開する。

 ピコトンの内木広宣社長は「募金やボランティアのような、行動に勇気が必要な能動的な支援からぐっとハードルを下げて、手軽に気軽に子どもたちのためにちょっといいことをできるサービスを考えた。これからも教育施設やクリエーターと協力しながら、子どもたちの感性と創造性が伸び伸びと育まれることを応援していきたい」と話す。

 同協議会は9月28日に六本木ヒルズ(港区)で「第16回キッズデザイン賞」表彰式・シンポジウムを行う。「内閣総理大臣賞」「経済産業大臣賞」「少子化対策担当大臣賞」「消費者担当大臣賞」「男女共同参画担当大臣賞」「キッズデザイン協議会会長賞」などを発表する予定。

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